年間4,000件超の整備で分かる!トラック故障の意外な原因
トラックの故障と聞くと、エンジンやタイヤに問題が起きた場面を思い浮かべる人も多いでしょう。
実際の整備では、もっと小さな異変が故障につながっているケースもあります。
たとえばランプが点かない、エンジンのかかり方がいつもと違う、ブレーキの効き方に違和感があるなど。
「まだ走れるから大丈夫」と思ってしまうような変化も、整備士にとっては見逃せないポイントです。
トラックは乗用車より走行距離が長くなりやすく、荷物を載せた状態で長時間走ることも珍しくありません。
その分、部品への負担も大きくなります。
整備では、まず運転手から「いつから変だったか」「どんな音がしたか」といった話を聞くところから始まります。
その情報をもとに車両を確認し、実際に動かしながら原因を探していきます。
診断機を使ってコンピューターの状態を確認することもあります。目で見ただけでは分からない異常も、機械を使うことで原因が見つかる場合があります。
さらに、壊れている部品だけを交換して終わりとは限りません。
「なぜ、この部品に負担がかかったのか」まで考えることが大切です。
たとえば電気系統の不具合なら、部品そのものだけでなく配線や接続部分まで確認します。同じ場所で故障を繰り返せば、修理しても再び車両を止めることになるからです。
弊社では年間4,000件を超える整備依頼に対応しています。
さまざまなメーカーや車両を扱うからこそ、故障の症状と原因を見比べる機会も多くあります。
整備士の仕事は、壊れた場所を直すだけではありません。
「なぜ壊れたのか」を探して、次の故障を防ぐところまでが大切な仕事です。
